1698年(元禄11年)、領主・種子島久基の命を受けて
島民・大瀬休左衛門が琉球甘藷を栽培したのが始まりで
かの青木昆陽が日本全土に広めたのは、実にその37年後。
現在でも種子島は、国内で最も在来種が豊富な、まさにサツマイモの聖地ともいえる島なのです。
「種子島蜜芋」は、その長い歴史の中で数あるサツマイモの品種の中から
特に優れた味覚である品種の安納芋の原種を使用し、伝承栽培してきました。
特に優れた味覚のものを選別し伝承栽培されてきた種で
その名は島内の安納地区が主産地であったことに由来しています。
別名「幻の蜜芋」といわれるように、その形状は唐芋の原種に近い
紡錘形丸形で肉色は鮮やかな赤みを帯びた黄金色。
そして何よりねっとりした食感でおどろくほど甘味が強いのが特徴です。
従来のサツマイモのイメージとは異なる風味ゆえ
サツマイモ嫌いの人でも食べられるといわれています。
原種から特に優れたものを厳選し伝承栽培されてきた逸品
安納芋といえば種子島蜜芋
「種子島安納芋」といっても近年種苗改良などで、様々な種類が出回るようになりました。
そんななか、唐芋伝来300年の歴史を継承してきた原種から特に糖度の高い芋を種苗にし
手間暇をおしまず栽培してきたのが夢百笑の種子島蜜芋。
焼くと、でんぷん質が蜜の味(糖質)に変わり、 究極ともいえるその甘味とクリーミーな食感は
まさに洗練されたナチュラル・デザートそのもの。
昔そのままの美味しい蜜芋をどうぞお召し上がり下さい。